漫画で解説

まぁ、そうだよね
項目が多すぎてフリーズしちゃう初心者の人は多いよ
でも実は、画面を触る前に決めるべき「型」があるんだよ
型…?
Meta広告の運用っていうのは、設定そのものよりも「どんな素材を、どんなサイズで、どんな言葉と一緒に届けるか」という準備で8割が決まると言っても過言じゃないわ
具体的には、「3つのサイズ」「3つの役割の文章」「3〜5種類の素材バリエーション」を揃えるのが理想ね
えっ、8割も!?
3つずつ揃えるものがあるんだね…えーと、まずはなにを準備すればいいの?
一番大切なのは「画像」の準備ね
Meta広告には色んな配信場所があるけれど、最低限3つのサイズさえ揃えておけば、どこでも綺麗に表示されるわ
3つのサイズ……。正方形だけじゃダメってことだよね?
今はスマホで見ている人がほとんどでしょ?
どこでどう表示されるかは、知っておいたほうがいいよ

特に4:5はタイムラインで大きく表示されるから、目に留まる確率がぐんと上がるよ
サイズによって「注目度」が変わるんだ……!
じゃあ画像が準備できたら、次は…「文章」だよね?
そうね、文章も役割を3つに分けて考えていくわよ

ほんとだ~! 隠れちゃってる!!
メインテキストは、Facebookなら画像の上、Instagramなら画像の下に表示されるよ
どちらも途中で隠れちゃうんだ
要はこの冒頭2~3行が勝負所ってこと!
そこに一番のメリットを詰め込むのがコツよ
次に大事なのは、画像の下に出てくる「見出し」だね
ここは「なぜ今、この広告をクリックすべきなのか?」という一番のメリットを20文字程度でドカンと伝える、キャッチコピーのような場所なんだ
例えば『期間限定30%OFF』とか『今だけ送料無料』とかね
ボタンを押すための『最後のひと押し』になる言葉を選ぶのがコツよ
ふむふむ。メインテキストで見どころを伝えて、見出しで背中を押す感じだね!
あと1つは……?
3つ目は、見出しのさらに下に補足で入る「説明文」よ
これは表示されない配信面もあるけれど、送料や保証、実績といった「安心材料」を添えるのに最適ね
メインテキスト、見出し、説明文。この3つだね!
オーケー覚えた!
そしてここからが運用の「本番」よ
さっき「素材は3〜5種類用意するのが理想」って言ったのを覚えてる?
ただ似た画像を並べるんじゃなくて、「切り口」を変えるのが王道なの
えっまた画像の話!?
つまり、3パターン×3サイズで、最低でも9枚も画像を作らなきゃいけない……ってコト!?
その通り!
大変に聞こえるかもしれないけれど、Meta広告では「画像や動画そのものがターゲットを引き寄せる磁石(ターゲティング)」になるから、ここが一番の頑張りどころなんだ

この3つの切り口を揃えるのがコツよ
未来、悩み、そして安心……
全然違う角度から攻めるんだね!
そう、この全く違う3種類を同時に走らせることで、AIが「このユーザーにはお悩み系だな」と判断して、最適な人に最適な画像を届けてくれるようになるんだ
ほうほう…
つまり、自分で正解を決めつけるんじゃなくて、AIに「どの切り口が正解か」を探してもらうのが、本当の「運用のやり方」ってことか
その通りよ、アイちゃん。
最後に、AIの目となる「計測タグ(Metaピクセル)」の設置さえ忘れなければ、AIはどんどん賢くなっていくわ

なるほど!
AIが「誰にどの広告を渡すか」を選びやすいように、私たちがバリエーションをもたせることが大事なんだね!
その通り!今は人間が細かく設定するより、『誰を呼ぶかは画像が決める』時代なんだ
だからこそ、バリエーションを用意してAIに選んでもらうのが一番の近道!
だからこそ、最初の設定で力尽きるんじゃなくて、この「準備」にエネルギーを注いでほしいな
そして準備ができたら、あとは「小さく始めて、確実に広げる」ことね
あ、前回の「何もしないで待つのも仕事」っていう話に繋がるね!
まずは3つのサイズ、3つの役割の文章、そして3つのパターンの画像を揃えるところから始める…!
よーし、分かったぞ!
完璧を目指すよりも「改善を繰り返す」ことが、Meta広告を味方につける一番の近道よ
さあ、アイちゃんのAIも、広告のAIと一緒に成長させていこうね!
う、あ……が、頑張りまーす!!
成果を分けるのは「設定」よりも“最初の作り方”
Meta広告を始めると、多くの人が「ターゲット設定」や「詳細な条件」に意識を向けがちです。
ですが、実際の運用現場で成果を大きく分けるのは、もっと手前の部分です。
それが、広告クリエイティブの作り方です。
どんなに良い商品やサービスでも、
・見づらい
・伝わりにくい
・スマホ画面に合っていない
この状態では、ユーザーの指は止まりません。
Meta広告ではまず「ちゃんと見られる形」を作ることが、すべてのスタートになります。
まずはこの「3つのサイズ」を揃える
Meta広告には、フィード・ストーリーズ・リールなど、複数の配信面があります。
それぞれ表示のされ方が違うため、1サイズだけで配信するのは非効率です。
初心者が最初に用意すべきなのは、次の3サイズです。
1 : 1(正方形 / 1440 × 1440)
最も汎用性が高く、Facebook・Instagramのフィードや発見タブなど、幅広く配信されます。
迷ったらまずこれを作る、という基準サイズです。
4 : 5(縦長 / 1440 × 1800)
スマホのフィード画面を大きく占有できるため、視認性が高く、クリック率が伸びやすい傾向があります。
特にスマホ閲覧が中心の商材では、必ず用意したいサイズです。
9 : 16(全画面 / 1440 × 2560)
ストーリーズやリール向けのサイズです。
画面全体を使える分、没入感が高くなりますが、上下にUIが被るため、上下14%には文字や重要要素を置かないのが基本ルールです。
以前は「画像内テキストは20%以内」という制限がありましたが、現在は撤廃されています。
ただし、これは「文字をたくさん入れていい」という意味ではありません。
今も変わらないのは、
直感的に伝わる・考えなくても理解できる画像ほど、配信が伸びやすい
という点です。
広告文は「全部読ませよう」としない
Meta広告の文章を書くとき、多くの初心者がやってしまうのが
「ここに全部書かなきゃ」と考えてしまうことです。
広告文には、それぞれ役割があります。
メインテキスト(最初に表示される文章)
目安は125文字以内。
スマホでは3行目以降が省略されるため、最初の1行で“自分ごと”だと思ってもらえるかが重要です。
・誰向けなのか
・どんなメリットがあるのか
このどちらかは、必ず最初に入れます。
例:
「広告費は増やせないけど、問い合わせは増やしたい方へ」
この1行で刺さらなければ、続きを読むことはほぼありません。
見出し(画像の下に表示される太字)
40文字以内が目安です。
ここでは行動を明確に示すことが大切です。
例:
「無料で資料をダウンロード」
「今すぐ事例を見る」
「何の広告なのか」「次に何をすればいいのか」を迷わせない設計にします。
説明文(見出しの下)
20〜30文字程度の補足です。
表示されない配信面も多いため、なくても成立する内容にします。
例:
「導入実績500社以上」
「初期費用0円」
ここは、クリック前の“後押し”として使うイメージです。
AIを活かせるかどうかは「素材の数」で決まる
Meta広告では「AIが自動で最適化してくれる」とよく言われます。
これは正しいですが、材料がなければAIは何も判断できません。
重要なのは、
1つの広告セットに、切り口の違うクリエイティブを複数入れることです。
代表的な切り口は次の3つです。
・ベネフィット訴求
「これを使うと、こうなれる」という結果を見せる
・お悩み訴求
「こんなことで困っていませんか?」と共感を取る
・商品・実物訴求
商品やサービスそのものをシンプルに見せる
これらを3〜5種類用意して同じ広告セットに入れることで、
AIが「どのユーザーに、どの切り口が合うか」を自動でテストしてくれます。
初心者ほど「一番良さそうな1枚」に賭けがちですが、
Meta広告では当てに行くより、選ばせる方が正解です。
計測ができていない広告は、改善できない
Meta広告の運用で、唯一避けて通れない準備が
Metaピクセル(またはコンバージョンAPI)の設置です。
これは、広告経由で来たユーザーの行動を計測するためのタグです。
・広告から誰がサイトに来たのか
・どのページを見たのか
・購入や問い合わせに至ったのか
これらの情報をAIに返すことで、
「成果につながりやすいユーザー像」を学習させることができます。
これがない状態で広告を出すのは、
目隠しをして運転しているようなものです。
最近はCookie規制の影響もあり、コンバージョンAPIの重要性も高まっていますが、
初心者の段階ではまず「正しく計測できているか」を最優先してください。
最初は“上手く回す”より“回し続ける”
Meta広告は、最初から完璧な成果を出すものではありません。
少額でスタートし、データを見ながら改善を重ねていくことで、徐々に精度が上がっていきます。
・どのサイズが見られているか
・どの訴求が反応を取れているか
・どこで離脱しているか
これを見ながら修正していくのが、Meta広告の基本的なやり方です。
漫画で描かれていたように、
Meta広告はAIと一緒に育てていく広告です。
最初にやるべきことは、
完璧な設定を探すことではなく、
AIが判断できるだけの材料をきちんと渡すこと。
ここまで押さえられていれば、
初心者でもMeta広告は十分に戦えます。



