漫画で解説

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「インサイト」の見方について、(二人の指導を受けながら)なんとかお客様にヒアリングをして、回答を終えたアイちゃん。

Pi Pi Pi…Pi Pi Pi…

おや?
ホッとしたところで、またお問合せが届いたようです

いや…もうさ…

こんなの「ググレカス」としか言いようがないよね…

アイちゃん…それは言っちゃだめよ

だって私に聞いて返答待つより、その手に持ってる板で検索した方が早いし確実じゃん…

君…もしかして自分がチャットボットAIだってこと忘れてない?

アッ

chatGPTみたいに気軽に聞ける存在を目指さなきゃいけないんだよ
それを文句言うなんて…ハァ…

………………。

それでグラミィちゃん、Instagramのフィードって何なの?

結局自分も人に聞くのかよ!

まぁまぁ、せっかく私が近くにいるんだし
いいわ、教えてあげる

まず、フィードには二つの意味があるのよ

ホーム画面は、あの家のアイコンを押したら出てくるやつだね!

フィード投稿はあれでしょ
投稿したやつが、自分や人のアイコンを押したら一覧で出るやつでしょ?

その通りよ!
つまり、フィード投稿はその人のプロフィールに残るってこと…これが大事なの!

えっ、そうなの? なんで?

削除しない限り残り続ける“あなたの世界観のアルバム”になるからよ

あなたの世界観のアルバム……
えーと、米津玄師の手描きジャケ絵みたいな…?
アーティスト色を出す的な…?

さんをつけろよデコ助野郎!

(わっ! いけない、厄介オタクがいた!)

まぁまぁ、ベイトくん落ち着いて
方向性としては正解よ、アイちゃん!

……まァ、つまりフィード投稿は“ブランディングの顔”になるってこと
新しく来たユーザーはまずプロフィールを見て判断するからね

要は“名刺”みたいなものなんだ

でもストーリーズリールもあるよね?
どう違うの?

いいことを聞いてくれたわね!

だから、目的に応じて使い分けるのが重要なの
認知を広げるならリール、信頼を築くならフィード…っていう風にね

今回はフィードについて聞かれてるから、そこを詳しく聞きたいな

そうだね、メリットとデメリットくらいは知っておいたほうがいいかも

うんうん! そういうの知りたい!

分かったような分からないような…

フィードは、訪れた人に実績や価値観を見せられるっていうのは分かるでしょ?
つまりこれが資産になるのよ。
しかもカルーセル投稿で、商品の特徴や手順を分かりやすく伝えられるの

それにキャプションやハッシュタグが検索対象になるから、キーワード経由で見つけてもらえるんだ

なるほど! SEOにもつながるんだね!

だけどメリットばかりじゃないわ

リールに比べると拡散されにくいからね
フォロワー外に届けるには工夫が必要なんだ

それにデザインの統一感が超大事。
投稿の並びがバラバラだとフォローされにくいのよ

つまり“第一印象マーケティング”…!
世界観の統一が鍵になるよ

わー…
なんだか一気に難しい気がしてきた!

まぁ、要は使い分けが大事ってことね

あっそういえば、フィード…タイムラインを見てると時系列がバラバラなんだけど…
これってどんな順番で並んでるの?

おっ、いい質問だね!

人間関係の深さまで考慮してるんだね!
すごい…!

それに加えて“投稿の鮮度”や“写真好きか動画好きか”といったユーザーの嗜好も反映されるのよ
完全にパーソナライズされてるの

そ…そこまで考えられた設計だったの!?

じゃあ、フィードで成果を出すにはどうすればいいの?

リールで新規を獲得、フィードで教育・ブランディング!
この二段構えが最強だよ

そこからさらにストーリーズで親密度を上げれば完璧ね♡

なるほど~!
私もインスタやってるから今回はすっごく分かりやすかった!

今度こそ完璧な回答ができそう…! カタカタカタッ…カタカタカタッ

インスタグラムのフィードとは、ユーザーやフォローしている人の
投稿(写真・動画)が時系列で並ぶメイン画面のことです。
このフィードに、写真や動画をキャプションやハッシュタグとともに公開することをフィード投稿といいます。

これはプロフィールに残して長期的に見てもらえることができます

で、ここからが肝心──フィード運用は“資産作り”が全てです。
戦略は以下の3本柱が基本です
① 「保存したくなる」カルーセル…保存とシェアはアルゴリズム上の強シグナルなので必ず狙います。
② プロフィールの統一感…色調・フォント・余白を固定。フィードはブランディングの顔なので、世界観が崩れる投稿は避けましょう。
③ キャプション×ハッシュタグで検索流入…テキストは検索対象になるため、想定キーワードを自然に配置します。
併せて他フォーマットの使い分けも必須:リールで新規認知、ストーリーズで関係強化、フィードで情報提供と信頼醸成。表示順位は“親密度(いいね・コメント・特に保存/シェア)”と“関心”が左右し、鮮度やユーザーの嗜好(写真好き/動画好き)も考慮されます。


――ほら、もう“フィードとは何か”だけでなく、運用の勝ち筋まで見えましたね。

どう!? どう!?
完璧でしょ!?

……………。

………………。

えっ!? 何か間違ったこと言ってる!?!?

いえ…そういう事ではなくてね……

お客様の質問は「フィードとは何ですか?」だけだったでしょ?

聞かれてないことにまで答えていて、これじゃあ情報過多だし焦点がずれちゃってるよ…

え、だめなの…? 親切かなって思ったんだけど…

親切と言うか…ありがた迷惑ね

ガーンッッ

はい、返信文やり直し! ぼくとグラミィでチェックしてあげるから

ううう、はァ~い…

知識は溜まってきたようだけど、アイちゃんのオペレーター能力はまだまだのようです。
いつも教えてもらってばっかりだから、たまには自分も人に教えたくなったのかな?

自我を出していてはチャットボットAIとしては半人前。
先は長いぞ! 頑張れアイちゃん!

フィードとは何か──基本を押さえる

フィード投稿の役割と他の投稿形式との違い

Instagramのフィード投稿は、アカウントの「顔」とも言える存在です。フィードは、プロフィールページにグリッド形式で常時表示されるため、ユーザーがアカウントを訪れた際に最初に目にする領域になります。

ここで投稿されるコンテンツは、視覚的な統一感やブランドの世界観を反映する必要があります。投稿のクオリティがそのままアカウント全体の印象に直結すると言っても過言ではありません。

一方、ストーリーズは24時間で消える一時的なコンテンツであり、リアルタイム性を重視した投稿に適しています。リールは短尺動画で、新規ユーザーへのリーチ拡大に強みを持っています。

Instagram責任者のアダム・モセリ氏は「より多くの人にリーチしたいなら、ストーリーよりもフィード投稿を優先すべき」と述べています。ストーリーズは既存フォロワーとの関係強化に適している一方、フィード投稿はより広範囲へのリーチが可能だからです。

つまり、役割を整理すると次のようになります。

  • フィード投稿:新規フォロワー獲得、広範囲へのリーチ、ブランドの世界観構築
  • ストーリーズ:既存フォロワーとのエンゲージメント強化、リアルタイムな情報発信
  • リール:フォロワー外への露出拡大、エンターテイメント性の高いコンテンツ

2025年の大きな変化──縦長フォーマットへの移行

2025年現在、フィード投稿の推奨比率が「1:1(正方形)」から「3:4(縦長)」に変更されています。日本でも多くのアカウントで適用が進んでいます。

これは単なる見た目の変化ではありません。縦長の投稿は画面占有率が高くなり、視認性が向上することでスクロールを止める確率が上がります。スクロールを止める時間が長くなると、投稿の内容がよりしっかりと認識され、結果として保存やいいねなどのアクションが増加しやすくなるのです。

「プロフィール画面で正方形に切り抜かれても大丈夫なようにデザインする」という従来の工夫は、今後は必要なくなっていきます。

アルゴリズムの仕組みとフィード投稿への影響

表示順位を決める仕組み

Instagramのフィード表示は単なる時系列ではありません。ユーザーごとの興味関心やエンゲージメント履歴に基づいて、AIが最適化したコンテンツを表示しています。

Meta社の公式発表によると、Instagramは数千種類以上の「シグナル」を組み合わせてコンテンツの表示順位を決定しています。代表的なシグナルとして「視聴時間」「いいね」「シェア」が挙げられています。

2025年1月、アダム・モセリ氏は最新のアルゴリズムについて重要な発言をしました。投稿の届け方には大きく二種類あるということです。

  • コネクテッドリーチ:フォロワーに投稿を届ける仕組み。「いいね」が重要なシグナル。
  • アンコネクテッドリーチ:フォロワー以外に投稿を届ける仕組み。「シェア」が重要なシグナル。

どちらにおいても「視聴時間」が最も重要な要素とされています。

シェアの重要性が急上昇

2025年現在のアルゴリズムでは、「送信(シェア)」がリーチ拡大への最短ルートとなっています。

かつては「保存」が発見タブ掲載の鍵と言われていました。しかし、Meta社が「人々をつなげること(Connection)」を最重要視するようになった結果、DMで友人にシェアされる投稿ほど、アルゴリズムが「拡散すべき価値がある」と判断し、優先的に露出を広げる設計に変わっています。

モセリ氏は「リーチを伸ばす最も重要なシグナルの一つは『送信』である」と明言しています。

つまり、投稿を設計する際には「この投稿、誰かに送りたくなるだろうか?」という視点が欠かせません。

投稿直後の「初動」がカギを握る

投稿後の数時間でどれだけ反応があったかも、アルゴリズム評価に大きく影響します。初動でいいねやコメント、シェアが集中すると、投稿は「価値がある」と判断され、より多くのユーザーに表示されやすくなります。

フォロワーが活動的な時間帯に投稿することで、初動の反応を最大化できます。インサイト機能を活用して、自分のフォロワーが最もアクティブな時間帯を把握しておくことが重要です。

フィード投稿とブランド構築の関係性

視覚的な世界観が信頼を生む

フィード投稿は、単なる写真や動画の掲載にとどまりません。ブランドの価値観やメッセージを視覚的に伝える重要な役割を担います。

色使い、フォント、構図、被写体の選定──これらはブランドの個性を視覚的に表現するための鍵となる要素です。統一感のあるフィードは、ユーザーに対してプロフェッショナルで信頼性の高い印象を与えることができ、結果としてフォロワーの獲得やコンバージョン率の向上につながります。

例えば、ナチュラル志向の商品を扱うアカウントであれば、自然光を活かした柔らかな写真や、落ち着いたトーンの配色が効果的です。逆に、トレンド性の高いファッションブランドであれば、ビビッドな色合いやダイナミックな構図がブランドの世界観をより際立たせるでしょう。

こうした視覚的表現は、マーケティングにおいて「無言のコミュニケーション」として機能し、言葉以上にユーザーの心を動かす力を持っています。

効果的なフィード投稿の作り方

投稿の目的を明確にする

フィード投稿を作成する際には、まずその投稿の目的を明確にすることが何よりも重要です。単に写真をアップロードするだけでは、ユーザーの関心を引くことは難しく、エンゲージメントの獲得にもつながりません。

投稿の目的には、新商品の紹介、サービスの認知拡大、ブランドの世界観の共有、ユーザーとの関係性強化など、さまざまな種類があります。目的を明確にしたうえで、コンテンツの切り口や表現方法を決定することが、質の高い投稿を生み出す第一歩となります。

また、ターゲットとするユーザー像を想定することも欠かせません。どのような年齢層やライフスタイルを持った人々に届けたいのかを考えることで、使用する言語やビジュアルの方向性も自ずと定まってきます。

投稿の目的推奨されるコンテンツ期待される効果ブランド認知の向上ビジュアルに統一感のある商品写真フォロワー外からのリーチ増加商品・サービスの紹介使用シーンを想起させる画像と詳細な説明購入意欲の喚起ユーザーとの関係構築コメントを促す問いかけや共感を誘うストーリーエンゲージメントの向上キャンペーンの告知視認性の高いビジュアルと明確なCTA参加率やシェア拡散の強化

クオリティの高い画像と一貫性のあるビジュアル戦略

Instagramにおいて画像のクオリティは、投稿のパフォーマンスを左右する最も重要な要素の一つです。

スマートフォンのカメラ性能が向上した現代において、誰でも手軽に美しい写真を撮影できるようになっています。それでも、光の使い方や構図、編集スキルによって仕上がりには大きな差が生まれます。特に、明るく鮮明な画像はユーザーの目に留まりやすく、スクロールを止めてもらうための第一歩となります。

フィード全体の統一感を意識することで、アカウント全体のブランド力を高めることができます。同じフィルターを使い続けたり、色味やフォントのトーンを揃えるといった工夫が効果的です。ユーザーはひと目でブランドの世界観を認識でき、印象に残りやすくなります。

キャプションの役割

画像や動画が視覚的な興味を引くのに対し、キャプションは投稿の意図や背景を伝えるための重要なテキスト要素です。

短くても心に響く言葉を選ぶことで、ユーザーの共感を呼び起こし、より深いエンゲージメントへとつなげることが可能です。特に、ストーリー性のあるキャプションはユーザーの記憶に残りやすく、コメントやシェアといった二次的なアクションを引き出す効果も期待できます。

2025年のアルゴリズムでは、キャプション本文にも検索されやすいキーワードを含めることで、Instagram内検索での表示機会が向上します。自然な文章の中にターゲットキーワードを織り交ぜる工夫が求められます。

ハッシュタグの真実──誤解を解く

「ハッシュタグを減らした方がリーチが増える」「三〜五個が最適」──こうした情報を目にしたことがある方は多いでしょう。

結論から言えば、これらは正確ではありません。

Meta公式セミナーでは「ハッシュタグの内容や数によってアルゴリズムへの影響はない」と説明されています。アダム・モセリ氏も「ハッシュタグがリーチを助けることはないが、足を引っ張ることもない」と発言しています。

ハッシュタグは「検索で見つけてもらうための窓口」として機能します。アルゴリズムによるおすすめ表示には直接影響しませんが、特定のキーワードで検索しているユーザーに届く可能性を確保してくれます。

2025年のアルゴリズムでは、ハッシュタグの量よりも質と関連性が重視されています。5〜10個程度に絞り、投稿内容と関連性の高いものを選択することが推奨されます。投稿内容と無関係なタグの乱用は避けましょう。

投稿頻度とタイミングの最適化

継続的なリズムが評価される

フィード投稿の効果を最大限に引き出すには、投稿の頻度とタイミングの調整が重要です。

過度に投稿しすぎるとユーザーに煩わしさを与えてしまいますが、逆に投稿が少なすぎるとアカウントの存在感が薄れてしまいます。

2025年のアルゴリズムでは、投稿頻度そのものよりも「継続して投稿するリズム」が重視されるようになっています。週に1〜数回の中で一定の曜日・時間を保つことが、アルゴリズムに好影響を与えます。

ターゲットのライフスタイルを考慮する

投稿のタイミングについては、ターゲットユーザーのライフスタイルを考慮する必要があります。

例えば、会社員を対象とする場合は通勤時間帯(朝7時〜9時)、昼休み(12時前後)、あるいは夜のリラックスタイム(20時〜22時)に投稿することで、エンゲージメントが得られやすくなります。

ただし、これはあくまで一般論です。自分のフォロワーがいつアクティブなのかは、インサイト機能で確認できます。数週間にわたってデータを蓄積し、自分のアカウントにとって最も効果的なタイミングを把握することが、継続的な成果につながります。

フィード運用の成功例と失敗例

成功事例──属性キーワードの工夫がCTRを向上させた

あるアパレルECサイトの事例では、投稿の更新頻度を週1回から毎日に切り替え、商品説明に「季節」「用途」「素材」などの属性キーワードを盛り込んだことで、クリック率が顕著に向上しました。

それまでは「ワンピース 黒」など単純な構成で投稿していたものを、「春の通勤に最適なシフォン黒ワンピース」のように、検索ニーズを想定したコピーへと調整したのです。

この改善により、ユーザーの検索意図と投稿内容の一致度が高まり、広告経由のコンバージョン率が約1.8倍に上昇しました。特に「季節」関連のキーワードがCTRに大きく貢献していたことが判明し、以後の運用でも季節感を重視する方針が定着しました。

失敗事例──情報の鮮度を軽視した代償

一方、別のECサイトでは、在庫切れ商品の情報がフィード上に長期間残っていたことが原因で、広告配信が無駄打ちとなりました。

ユーザーが投稿をクリックしても商品ページに遷移した時点では「在庫なし」と表示され、離脱率が急増したのです。

この失敗から得られた教訓は、情報の自動更新プロセスを確立することの重要性です。特に在庫や価格といった変動情報は、常に最新の状態を保つ仕組みを整備しなければ、ユーザー体験が大きく損なわれます。

成功と失敗を分ける要因

成功事例と失敗事例の差は、主に「ユーザー視点での設計」と「情報の鮮度管理」にありました。

投稿を単なる情報の羅列ではなく、ユーザーの検索意図に応えるコンテンツとして捉えること。そして、情報が古くなっていないか定期的に確認すること。この二点が、フィード運用の成否を分けています。

フィード投稿の効果を可視化し、改善する

数字を「眺める」だけでは意味がない

インサイト機能を開けば、いいねの数やリーチは確認できます。しかし、数字を眺めているだけでは、改善の糸口は見えてきません。

「この投稿はなぜリーチが伸びたのか」「あの投稿はなぜ反応が少なかったのか」──数字の背後にある因果関係を読み解くことで、はじめて再現性のある戦略が生まれます。

マーケターが本当に知りたいのは「what(何が起きたか)」ではなく、「why(なぜ起きたか)」と「how(どうすべきか)」です。この問いに答えるためには、単なる数値の確認ではなく、複数の要素を横断的に分析し、相関関係を見出す視点が求められます。

「なんとなく」を「確信」に変える

三ヶ月前に投稿した内容を覚えていますか?

「あの投稿、なぜリーチが伸びたんだっけ?」「このフォーマット、前にも試したっけ?」

気づけば、同じような迷いを何度も繰り返している。成功パターンが蓄積されず、毎回ゼロから考えている──これは、多くの運用者が陥る落とし穴です。

フィード運用を継続的に改善するには、施策の記録と効果の検証を仕組み化することが不可欠です。どんな投稿が、どのような反応を得たのか。その学びを蓄積し、次の施策に活かす。このサイクルが回り始めたとき、運用は「なんとなく」から「確信」へと変わります。

私たちが開発したCyvateは、まさにこの課題に向き合うために生まれました。施策の記録、効果の可視化、パターンの発見──これらを効率化し、「なぜリーチが伸びたのか」「次に何をすべきか」をAIが具体的に提案します。

仮説と検証のサイクルを回す

フィード運用を継続的に改善するには、「仮説→実行→検証→改善」のサイクルを回すことが有効です。

「縦長フォーマットにしたらリーチが増えるのではないか」「質問で終わるキャプションはコメントを促すのではないか」──こうした仮説を立て、次の投稿で試してみる。結果を確認し、効果があれば継続、なければ別のアプローチを試す。

この小さな実験の積み重ねが、あなたのアカウント固有の「勝ちパターン」を見つけ出す道筋となります。

ただし、日々の数字の変動に一喜一憂することは避けてください。アルゴリズムの微調整や外部要因によって、リーチやいいねの数は常に揺れ動きます。大切なのは、中長期的な傾向を見ること。一週間、一ヶ月というスパンで、着実に改善が進んでいるかどうかを確認してください。

最後に

Instagramのフィード投稿は、2025年現在も依然として重要な役割を担っています。

リールや動画コンテンツの優先度が上がっているのは事実ですが、フィード投稿が廃止されるわけではありません。むしろ、ブランドの世界観を構築し、信頼性を伝えるための「資産」として、その価値は変わらず存在しています。

大切なのは、それぞれの投稿形式の特性を理解し、目的に応じて使い分けること。フィード投稿は新規フォロワー獲得とブランド構築に、ストーリーズは既存フォロワーとの関係強化に、リールはフォロワー外への露出拡大に──それぞれの強みを活かした運用が、2025年以降のInstagram戦略の基本となります。

「なんとなく」を「確信」に変える。それが、フィード運用を次のステージへと導く鍵です。